自作というか、ぶち込むだけ
収入に見合わないカメラを買ってしまったため、周辺アクセサリーやらその他諸々のグッズを買う余裕がなくなってしまいました。ですが、そんなカツカツで買ったカメラにカビが生えたら絶望するしかないので保管グッズは必要と判断。防湿庫は2~3万円なのでまだしも、防湿ボックスは数千円だしそれくらい買えよって感じですが、個人的にはボッタクリに思えてしまう値段です。ただのプラケースじゃないかと。湿度計がカッコよく付いてる代ってことなんでしょうか。
「カメラ 防湿庫 自作」とかで検索すると自作してる人がいっぱいいるので、特別に貧しい行為じゃないとわかり安心できます。とりあえず100円ショップの代名詞、ダイソーに行ってきました。
ダイソーで売っていたプラスチックコンテナーという名の大きめのタッパーと、カメラや革製品向けの除湿剤です。試した後に撮ったので除湿剤は開封済みです。計画性のなさが表れています。
タッパーの方は300円でした。ダイソーにたまにある100円じゃないやつです。ですが、大きさ(4.4L)、シリコンパッキンの密閉容器であること、四隅がしっかり留められるなど、結構ちゃんとしてるので買いました。色は4色(透明、赤、青、黄色)ありましたが、なんとなく赤に。
除湿剤は100円で5シート入り。10Lに対して1シートが目安で、多すぎても害はないとのこと。カメラや革製品向けのものということで、乾燥させすぎないタイプのようです。また、天日干しで繰り返し使えるというエコっぷり。流石にそのうちヘタるんでしょうが、とりあえずいつか天日干しとかしてみます。
早速、上記タッパーに除湿剤を1枚を入れます。防湿ボックス完成です。
X-T1にXF16-55F2.8を付けた状態で無事入りました。(目測でタッパー買った)
手持ちの温湿度計(これも100均)を一緒にいれて効果のほどをチェックです。防湿ボックスに入れる前は60%くらいでしたが、徐々に下がっていき、42%くらいで安定しました。数時間経っても変わらないので、これ以上下がることはないでしょう。
カメラ・レンズの保管時の適正湿度は30~50%くらいと価格コムのおじいさんアイコンの人が書いているのでたぶんそうなんでしょう。カメラのキタムラの防湿庫ページにも「湿度設定は40%程度がおすすめ」と記載されているので大丈夫ですね。100均の除湿剤はいい感じに働いてくれてました。
以上、計432円と除湿剤をぶち込む手間だけで機材と精神衛生を守れそうな話でした。
追記:開け閉めをすると吸湿材が限界になるので、干さないとダメなことに気づいた話です↓