高速道路を走ったらどうしても防風効果が欲しくなった
現状、滅多に高速には乗りませんが、久々に高速走ったらエンジンの調子がよくなったので、たまには高速走りたい気持ちになってきています。
プラグの自浄作用を発揮
というのも、マフラーを変えた時からキャブセッティングの具合を見るためにプラグの焼け具合を観察していたのですが、下道だと何百キロ走っても真っ黒……。
でも、高速道路を2時間走ったら、白く乾いた正常な感じになってくれたのです。
溜まりまくったカーボンを吹っ飛ばすためには、高速道路を走るしかないのです。
お手軽かつ最適なメンテなのです!
ネイキッドは風がツラい
あと、ネイキッドは100キロ超えると風で吹っ飛ばされそうになりますよね。
先月にもてぎまで行ったときは雨で、バイク用ではない登山用のレインウェアを着用していたため、風をモロに受けて本当に飛べそうでした。
突如脳内に現れた関西弁お姉さんキャラ(キツネ目)が
「これじゃ凧揚げのタコさんになってまうで〜」
と嘆いていたほどです。
非ライダーの皆さん、ライダーはヘルメットのなかで何を思っているかわからないので、気をつけてください。
5000円ちょっとのお手頃バイザーを購入
ワールドウォークのws−18mcという小型のバイザーを買いました。
この商品は、SR400/500とW800などのWシリーズのために開発されたそうで、ボルトオンで付けられます。
防風効果もメーカーが試行錯誤して、ちゃんと体感できるようにしたとの説明書きも安心感がありました。
実は数年前からバイザー欲はあったのですが、
「ネイキッドはシンプルが一番……バイザーはダサい……付けたら負け……」
という思いが強く、バイザー欲が湧くごとに心から排除していました。
しかし最近は、自分の用途的にもっと野暮ったくてもよいのでは、と思いはじめ、ついにバイザーを受け入れるに至ったのです。
今度はリアキャリアを付ける予定です。
スモークもありましたが、頭が重たく見えそうかな、とクリアにしました。
梱包は十分で説明書もわかりやすい
Amazonの過保護なダンボールから取り出した状態。
もう1枚ビニール袋で覆われていたかもしれません。
無駄なく綺麗にプチプチが巻かれています。
説明書はパッと見て内容がだいたいわかる感じにまとまっています。
写真と図解入りなので、文字が読めなくても取り付けられるでしょう。
バイザーは本当に神経質に見れば、うっすらと小キズが2カ所ありましたが、磨けばなくなりそうなレベルです。
バイザーとステーを組み立てた様子。
ナットは10mmでした。
装着は割り込ませて挟むだけ
装着は、ヘッドライトステーとヘッドライトの間にバイザーステーを挟み込みます。
片方ずつ、外して挿入してまた締めるだけなので、簡単です。
純正のヘッドライトのボルトとナットは共に12mmでした。
か、角度調整できなくない?
説明書によると、バイザーの角度をお好みに合わせて本締めして下さいみたいなことが書かれているのですが、ほぼ完全に奥側(メーター側に寝かせる方向)にしないと、ヘッドライトのマウントとバイザーが干渉してしまい、ヘッドライトを戻せない状況でした。
少しバイザーは立て気味にしてみようかな、と考えていたので、やや残念。
でもまぁ、付けてみたら適切そうな感じだったので、よしとします。
と思ったら、受け部がゴムなので「グッ、グッ」と押せば角度調整できました。
よっぽどの向かい風を受けない限り動かない感じです。
装着後のルックス
クリアで小さいので、違和感ないように思います。
メーターから指4本分くらいはバイザーが覆ってくれています。
先の高速道路走行で、試しにこの写真のようにメーターの上あたりに手をかざし、小さいバイザーの効果を疑似体験してみたのですが、体に当たる風は体が楽になるレベルで減りました。
もし小さいバイザーを検討中で高速に乗った際には、試してみると雰囲気がわかるかと思います。
早い流れの下道を走ってみましたが、お腹や胸に受ける風がなくなりました。
体幹に風が当たらないことで、冬の走行時、凍えるまでの時間稼ぎができそうです。
普段なら「これ以上は風が怖い…」とか「さすがにスピード出しすぎか」と思う速度でも、風がないので体感スピードがいつもより低く感じます。
フルカウルに乗ってたとき(代車ですが)の感覚を思い出す程度に、しっかり防風効果を感じました。
強風時にハンドルをやや取られやすくなった気もしますが、トレードオフってやつですね。
高速道路が苦痛じゃなくなった!
後日、高速道路を走ったところ、体に受ける風が大幅に減り、無理なく100km巡航できました。
バイザーなしのときは、胴体が風で押されて吹っ飛びそうになるのを堪える状態でしたが、それが全くないです。
風を体に浴びない分、冷えることも防げて快適性は2重にアップ!
余計な苦労や疲労がないのは安全運転にもつながるし、満足度は高い買い物でした。
夜はヘッドライトの明かりを反射して発光することが判明……!!
・・・・・カッコイイ感じになっちゃってますね。
乗車してる目線だと結構光って見えていたので、「そうとう滑稽ではないか…?」と自意識過剰なぼくにはややキツかったです。
正面から。
ヘッドライトが明るいので、明暗差でバイザーの発光(反射)は然程目立っておらず。
よかった。
横からだと光ってるのがやや目立ちますが、まぁいいでしょう。
後ろからだと乗車目線と同じ感じ。でもまぁ、いいでしょう。許容範囲です。
痛ライダーはリューターでイラストとか描いてみたらどうか
このバイザー(ws-18mc)はポリカーボネートですが、アクリルみたいにリューターで傷をつけて絵を描いてみたら、いい感じに光るんじゃないでしょうか。
痛アクリル板と呼ばれているみたいですが、あの技法のアクリル絵の正式名称はなんなのだ…。
痛くない普通にカッコイイデザインを彫って光らせるのもありなんじゃないでしょうか。個性を出したい人はどうでしょう。
とりあえずぼくはこれまで見たことはないので。
という提案で終わります。