- 初めてでも無事に完了できる
- メリットは何より安さ お店に任せるよりお得!!
- デメリットは平日しか受けられないこと
- 初めてでも1.5時間、通常で1時間程度で完了
- ユーザー車検に必要なモノ・こと
- 印紙は窓口の人が適切なものを出してくれる
- 代書屋不要 申請用紙は見本の通り車検証から写すだけ
- 検査は1回落ちても大丈夫、3回まで受けられる
- 主要検査以外は、幅と高さと電装類くらいしか見られない
- 「初めてです」で手取り足取り案内がつく
- 全費用の内訳
- 【まとめ】車検証、自動車税納税証明書、現金さえ持っていけばOK
※2021年12月に最新状況に合わせて一部修正しました。(赤字)
初めてでも無事に完了できる
SR500の車検をユーザー車検で受けてきました。
ユーザー車検は初めてで不安だったのですが、全然困ることなくスムーズに終えられたので、時間が取れる人は自分で行った方がいいぞ!という気持ちをお伝えします。
メリットは何より安さ お店に任せるよりお得!!
僕はバイクチェーン店のS●X(伏字にするとただ卑猥な感じですね)のお世話になっているんですが、そこだと車検総額5万8940円4万3800円(税込)かかります。(外車はプラス1万円)
今回、僕がユーザー車検にかかった費用は1万9220円(2021年12月時は1万7140円)でした。
差額3万9720円2万6660円。だいぶデカいですよ!!
普段からメンテナンスをしている車両なら、改めて整備をお願いしなくても平気でしょう。
※料金の違いは自賠責保険料の変更によるもの
4年前より24、25ヶ月でいうと2000円ほど安くなりました。
デメリットは平日しか受けられないこと
お役所系にありがちなことですが、まともな大人が働いてる時間にしか受け付けてくれません。
なので、平日に時間を作る必要があります。
初めてでも1.5時間、通常で1時間程度で完了
車検場に到着してから完了するまでにかかった時間は、1時間40分程。
混み具合にもよるんでしょうが、予約制ですし、長くても2時間もあれば終わりそうです。
午前or午後休でも行けちゃう勢いなので、平日まるまる休むのが厳しい人にも、可能性は大いにあります。
2度目のユーザー車検体験記です↓
平日の以下の時間のうちから予約します↓
ラウンド 受付時間 検査時間
1 8:45-10:00 9:00-10:15
2 10:00-11:45 10:30-12:00
3 12:45-14:00 13:00-14:15
4 14:00-15:45 14:30-16:00
ラウンド2で予約しましたが、9:40くらいについたのでそのままに窓口行ってみたら、普通に手続き始められました。
ユーザー車検に必要なモノ・こと
①車検の予約
まずは予約です。
アカウント登録後、車検を受ける車検場と日時を選択して完了。
やる気があれば15分くらいでしょう。
ここからです↓
予約完了後、メールで予約番号が送られてくるので、それを当日窓口でパッと出せるように準備しておきましょう。
②必要な書類を準備
・車検証
・自動車税納税証明書
・自賠責保険証明書(手元にない場合、現地で受験月を含めた25ヶ月分に加入すればOK)
この3つが絶対に必要な書類です。
納税証明書が手元にない場合は、役所で再発行しないといけないので、予約日までの日数に余裕があるようご注意を。
あとは、前述の予約番号くらいですね。
自賠責保険証明書は車検場についたらまず入手するのが、流れ的にいいかと思います。
ちなみに、
・二輪車定期点検整備記録簿
https://www.loony.co.jp/tenken/tenkenkiroku.pdf
が必要と言われていますが、これは見られることはありませんでした。
もし提示を求められても、「後で点検するからとりあえず検査を先にお願いします」とすれば大丈夫だそうです。
僕は一応、上記URLから用紙を入手してコンビニでコピーして書いていきましたが、出番なしでした。
まじめにチェックしましたが、適当に「✔」しておけばいいっぽいです。
つまり、
・車検証
・自動車税納税証明書
の2つだけあれば持ち物はOKです! あとは現地でどうにかなります。
印紙は窓口の人が適切なものを出してくれる
印紙のシステムが全くわかってなくても、ちゃんと必要な印紙を窓口のお姉さんが出してくれるので大丈夫です。
「あの…これ……」と書類を渡すだけですべてを察してくれます。
何も怖くない。
代書屋不要 申請用紙は見本の通り車検証から写すだけ
役所の住民票のコーナーのように、「車検太郎」みたいな記入見本があるので、それに合わせて自分の名前や住所、車検証から車台番号などを書き写すだけです。
間違えていたり不備があっても、窓口の人が優しく突き返してくれるので、書き直して「あの…これ……」と再提出すればOKです。
そしたらいよいよ検査へ。
検査は1回落ちても大丈夫、3回まで受けられる
車検は同じ日に3回まで受けられます。
なので、だいたい光軸で落ちるんですが、ためしにマグレがあるかもしれないので1度検査を受けちゃいましょう。
案の定落ちたら、車検場の近隣にあるテスター屋さんに行き、調整してもらいます。
練馬車検場の話ですが、テスター屋さんは道路一本挟んだ目の前とか、信号一個先とか、そういうレベルの距離にいくつかあったので、時間的ロスは少ないです。
僕が行ったところは光軸調整1000円でした。
光軸の検査って、思ってたよりハイテクなんですね。
前輪を機械で挟まれて正面を向かせられ、その先の受光機にハイビームを当てて、一番明るい箇所がセンターからずれてるとアウトという仕組みっぽいです。
壁とかに向けてやるものかと思ってたので、「まさか機械とは…みんなこれに殺されたのか…こいつが…!!」という気持ちになりました。(それほどでも)
テスター屋さん(予備車検場、予備検査場ともいう)でも自賠責保険に加入できたので、時間効率的には最初にテスター屋さんに寄っちゃうのがいいなと思いました。
主要検査以外は、幅と高さと電装類くらいしか見られない
ネジのゆるみやオイル漏れ(ゆるみやオイル滲みは検査通らない可能性あり)とかチェーンの給油具合、スプロケットの摩耗具合とか、たぶん見られません。
もちろん、ちゃんとしておくべきですが、カスタムパーツから車検用に一時的にノーマルに戻したりした場合など、「ここのネジは止めなくてもいいだろ~」というズボラをしても通る雰囲気でした。
幅はハンドル幅で測られました。サイドバッグが一番幅があるように見えていたのですが、つけっぱなしでも大丈夫でした。
また、バイザーは車体の一部とみなされるため、取り外しておかないと車高オーバーで通りません。
バイクの場合、車高はミラー以外の一番高いところが基準らしいです。ディスクブレーキの車両ならブレーキフルードなど。
「初めてです」で手取り足取り案内がつく
検査レーンに入る手前で、電装類やサイズのチェックをされるのですが、その際に、「検査の流れはわかりますか?」と聞かれるので、初めてなら普通に「初めてでわかりません」と言いましょう。
係りの人がついてくれ、何をどうすればいいのか教えてくれます。
自動の機械もあり無知だと危ないと言えば危ないでしょうし、「やっぱりわかりません…!」と検査の流れを止めちゃうのもだいぶ気まずいでしょうから、業者以外の人は案内つけた方が無難だと思います。
2年に1回じゃ忘れそうですし、何か変わってるかもしれませんし。
全費用の内訳
絶対かかる費用
・自動車重量税印紙代 5000円
・自動車検査手数料 1700円
・自賠責保険 1万1520円9440円(25ヶ月)
整備費用
・光軸調整代 1000円(テスター屋さんにより異なる)
以上、合計1万9220円1万7140円也。
使わなかった定期点検整備記録簿のコピー代も含めたらプラス10円です。
自賠責保険を24ヶ月、光軸調整不要ならば最安となり、1万5970円です。
【まとめ】車検証、自動車税納税証明書、現金さえ持っていけばOK
やったことないとユーザー車検は不安や恐怖があると思いますが、終わってみれば何も難しいことはなかったし、わからないことは教えてくれるし、嫌な気分になる対応もされなかったので、楽勝という感想です。
未知なことは億劫ですが、4万円2.6万円浮きますし、自分で車検通したと思うとなんだか偉くなった気持ちになれるので、オススメです。
僕は行くまで不安で、各種サイトの詳しい解説を読んだのですが、正直、「行けばなんとかなる」類のイベントでした。
繰り返しになりますが、
・車検証
・納税証明書
と現金2万円程度を持っていけば大丈夫です。
LET's ユーザー車検!!