iphoneで演奏趣味を自己完結できる
3ヶ月くらい前からエレキギター趣味をもっと深めようと思ったものの、一緒にやる仲間もおらず、初心者向けセッションに行くのも何か今やりたいこととは違ってモヤモヤしていたんです。
で、とりあえず今はアンプがないので小さいアンプでも買うか~と物欲で消化しようとしていたんですが、それはよくないと胸に手を当てよく考えてみると、数年前にirig PROというiphoneとエレキギター等を繋げられるアイテムを買っていたことを思い出しました。
買った当時は少し試した程度で全然使っていなかったirigを押入れから発掘し、iphoneに接続。
GarageBandを立ち上げてギターアンプを選択しヘッドフォンで鳴らしてみると十分いい感じの音が出るではありませんか。ベースアンプのシミュレーションもあるし。
経済的にも住宅環境的にも最適。最近は騒音問題で隣人に刺されやすいですからね。
録音が楽しい
GarageBandは音楽作成ソフトなので、自分の演奏を録音して曲っぽくすることができます。
トラック数は最大32、長さは320小節までと、素人の遊びとしては十分です。
操作方法も直感的にわかりやすいので特に使い方を調べたりしませんでしたが、基本的な操作は探りながらできるようになりました。
音楽作成ソフトって結構使い方が難しくてまずソフトの操作で挫折しがちなイメージだったのですが、GarageBandは気軽に使えるのがかなり気に入っています。
録音すると自分のレベルがわかる
学生の頃は一時的にバンドを組んだり、初心者向けセッションに行ったりしていたこともありますが、ほとんど一人でなんとなくコピーとかフレーズ真似とか、ひたすらペンタトニックでブルースソロ的なことをするだけのギターキャリアだったので、バンドサウンドの中での自分の演奏の聞こえ方とか、リズムとか、まったく実践的にできてなかったわけです。
録音して自分の酷さがわかり、過去に行っていたセッションでのことを申し訳なく思っちゃいます。弾いてるときはもっと弾けてるように思うんですけど、録音するとリズムは悪いし音は気持ち悪く途切れてるし強弱にムラがあって安定しないし…とか色々気づきますね。
練習するなら録音するのが一番だと感じます。
自作曲を録音するともっと実践的に演奏力がつく(と思ってやってる)
ここ1ヶ月くらい音楽理論の基礎的なことを本とかYoutubeで勉強して、とりあえず曲っぽいものを作る能力を得ました。
参考書籍(Kindleで0円)
このシリーズはたくさん出ていてどれも読みやすいので一通り読めてちゃんとした知識がなくても全体をなんとなくわかったような気になるレベルになれてよかったです。
少しクセがありましたが音楽理論の基礎的なことを0から学ぶのにいいと感じます。
ギターのコードの作り方とかボイシングというものを理解しやすかったです。1曲の中でギターを弾き分ける時に役立っています。
他にもkindle読み放題のものを色々読みました。
Youtubeの先生
リッキーさん
https://www.youtube.com/playlist?list=PLedsR4qZqNvGKqv4_RgBv5Ve3uNBAsd1Y
ギター向き。わかりやすくて腰が低くて見やすい。視聴者目線のセルフツッコミの小芝居が好き。
紲星あかりちゃん
https://www.youtube.com/playlist?list=PLeHRa-xAEiYRpSdsxpdmr9SQqEw5jw-jX
鍵盤での理論説明。わかりやすいし、作曲テクニック的なことも詳しく紹介していて後々も役立ちそう。
それで、その知識の実践と演奏力向上のためにコード進行に鼻歌をつけたものに全パート自分で演奏して録音する遊びにハマっています。
形にしていくと色々と気づきが多く課題が見えてきて楽しいです。
恥を忍んで作ったものを貼ります。男の鼻歌は気持ち悪いと思ってGarageBandのボイスチェンジエフェクトを使って女性っぽくしてます。あとタイトルは適当です(恥ずかしいと口数が多くなるタイプ)
追記ーーーーーーー
最近は作ったものをYouTubeにアップしてます。
iPhoneからMacbookにステップアップしたり、オーディオインターフェースをForcusriteのものにしたりもしてます。
使用機材は動画の概要欄に記載するようにしていますので、何かの参考になれば幸いです。
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手持ちの物を見返すと発見があるかも
今回のことで灯台もとぐらし的なことを思い、手を広げるよりも今あるものを深めていこうというムードが高まっています。
曲作り(というのもおこがましいですが…)を始めて一番嬉しいのは、初めて楽器を本来の使い方で使えるようになったことです。
これまではただチャカチャカやって音がどうのだとか、演奏とは関係ない細かいことばかりに気が向いていたのですが、形にすることで本来音楽として必要な基礎的な能力の大事さに気が向くようになりました。これまで長かった…。
ということで、気の合う仲間がいなくて場所やお金がなくても気軽に楽器演奏趣味が深められるぞ。
irig PROについて雑に紹介
IK Multimedia iRig PRO I/O ハイエンド・オーディオ/MIDIインターフェイス IP-IRIG-PROIO-AS【国内正規品】
- 発売日: 2017/07/12
- メディア: エレクトロニクス
なんでirigには色々バージョンがあるようで、何でirig PROを買ったかは覚えてないんですが、とりあえずこれを使っています。
エレキギターやエレキベースを接続するときは、アンプに差す感覚でirig本体のジャックにシールドケーブルのプラグを差し込むだけです。
試したことはありませんが、マイクも接続できます。
irigPROとiphoneはライトニングケーブル(USB-TYPE Cも今はあるのか?)で接続するだけなのでとても簡潔です。狭くても安心。
現在はもっといい選択肢があるかもしれないので、もし気になっている際は色々自分の好みや用途に応じて検討したほうがよいでしょう。
一番の不満は充電しながら使えないことです。
専用の充電デバイスがありますが、価格が9000円くらいと高めです。
追記ーーーーーーー
4500円ほどのアップル純正カメラアダプタを使えば充電しながら使えます。
充電以外にも、MIDIキーボードを直接iPhoneと繋げられるので、キーボードだけやりたい人はオーディオインターフェイスなしでGarageBandで遊べます。
MIDIキーボードを買った時の記事です。
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今は「充電が切れるまでに録り終えよう!」という集中力につながるので、不便を楽しんでいます。実際、長時間やってるとダラダラしてくるので強制的に休憩タイムを取らされるのはいいと思います。
楽器や音楽は年をとっても文明が崩壊しても楽しめるので深めていきたいと思います。