最終日、駆け込みで行ってきた
漫画『ひだまりスケッチ』やアニメ『魔法少女まどかマギカ』のキャラクター原案で知られる漫画家の蒼樹うめ先生の個展に行ってきました。あまり美術展とか展覧会にはいかないのですが、行くときはいつも最終日のギリギリの時間です。狙ってるわけじゃないけど、今回も然り…。
上野の森美術館にお前らがいっぱいいたよ
勝手なイメージですが、まどかマギカがかなりメジャーな作品になったので、客層も一般的なまどマギファンとかが多いのかと思っていたんです。若いカップルとか、そういう。しかし、違いました。普通にお前らっぽいお前らでした。(自分のことは棚に上げて(というエクスキューズ))30分待ち行列を作っていました。わー。
こんな話題になる感じに盛況です。
オタクは列を作りたがる
15分ほどで入場できましたが、入場直後から大混雑。満員電車並みです。だいたい美術館とかでは入口付近が混雑しがちですが、オタクは自然と列を作る習性があるので、大変なことになってました。本当は順番通りゆっくり見たいですが、横目に見ながらそそくさと先へ進みます。
今回の個展は、入口から「蒼樹うめの幼少作品」「ひだまりスケッチ」「まどかマギカ」「その他」という感じの流れで作品が展示されていたのですが、ひだまりスケッチゾーンを出るまでがかなり大変でした。一回列を作られるとならばなきゃ進んじゃいけない空気が出るのでやめてほしいです。
最終日閉館ギリギリ駆け込み入場なので時間もないし奥まで進み、空いてるところから見ていきました。だいたいまどかマギカゾーンからは人が散って見やすかったです。まどマギゾーン以降をじっくり見てからひだまりゾーンに戻ると、案の定ガラガラで、こちらもじっくり見れました。
ゆのの部屋もゆっくり見れた
本展、唯一撮影可能エリアである「ゆのの部屋」。ひだまりスケッチの主人公の部屋を再現した展示です。最初の通過時はめちゃめちゃの人で、関係者用のルートを部屋を見ない人用の通過ルートにするほどでした。ですがしばらくした後は人もまばらでゆっくり撮影できました。素養があってよかったと思いましたね。
椅子と桶まであります。白く霞んでいるのは、半透明のスクリーン越しだからです。本来、この面は壁ですということを表しているんだと解釈しています。
キッチン。冷蔵庫には宮子へのメモが。
洗面所。ドアを透かす手法には「なるほど」と思いましたね。
話の始まりはだいたいここ、の、ゆのっちのベッド。左端にゴキブリがいたり、写真棚の下面に「お布団でゴロゴロ」みたいな内容の公式落書きがありました。他のエリアにも、うめ先生直筆の落書きが隠されていてサービス精神を感じました。パネルは同級生の宮ちゃん。
そして部屋主のゆのっち。グッズの販促中。
という感じでした。
美術館全般、スタッフはもっと入口付近でアナウンスすべき
毎回思うのですが、初めて美術館とか展示会とかに来た人は最初から順々にじっくり見ようとするので、入口付近で大渋滞します。最初の10メートルくらいまで本気でじっくり見るのでやばいです。まだ先もあるし、また見たかったら戻ってこれることをもっと周知して人がバラけるようにしてほしいです。現状の「この先もまだまだ展示がございます。お時間にお気を付けください」では、一方通行だと思ってる人は進まないし、最悪殺伐とし始めるので改善してくれませんかね。
冬×ひだまりスケッチ=人をダメにする
これからの季節とひだまりスケッチの相性の良さは凶悪です。今回の個展でひだまり熱が上がってしまいましたが、ダメにならないように気を付けていく所存であります。