こずぶろ

日常生活や趣味で得た経験・情報を盛ったりせずに記します。

SR500のステムベアリング交換をしてもらった

気になったら直す!

今までメインで見てもらっていたチェーン店のバイク屋さんがちょっと遠くに異動になったことをきっかけに、以前から低頻度でお世話になっていた個人のバイク屋さんによく行くようになりました。

そこの常連のお客さんが「スイングアームやステムの状態にはこだわってる」という話になり、自分のバイクのステムの状態はベアリング交換した方がいい(そこまで悪くないけど)ということが判明。

センタースタンドで立てフロントを浮かせた状態で、ハンドルを左右に切ったとき、センターで「ガクッ」とクリック感があると、良くはない状態とのことです。
ブレーキ時などフロントに荷重がかかった時に、レースにボールの打痕が付いてしまうためだそうです。(だからセンター位置でつく)

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取り外したレースです。
等間隔に並んだ、ポンチで打ったような痕がボールの打痕です。 

 

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こっちも。
結果論としては、この程度の状態は悪くはなかったみたいです。

でも、ステムベアリングが万全状態のハンドリングをこれで体感できるので、次回の交換タイミングは自分で判断できる!(はず!)
中古で買って乗っているため、「良い状態」というのがよくわからず、それがオーナーとして悔しい気持ちなので、ちゃんと整備された状態というのを保っていく所存です。
このSR500は長持ちさせたいですし。

ステムベアリング交換の作業は大変そうでした…

自分のバイクは自分で見られるようになりたいなと思ってますが、今回のステムベアリング交換の作業はサービスマニュアルを読んで想像していたよりも大変そうで、プロに任せてよかったという気持ちしかありませんでした…。

 

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交換前のステムベアリング(上側)がいた場所。
サビてます。

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フロント周りは全部バラバラに…。

 

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バイク屋さんっぽい風景だな…と思った画像です。

 

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ハンドルがフリー状態になっているため、天井からロープで吊られて保持されています。

『バイク擬人化菌書』の影響で、バラバラにされて吊るされている姿がひどい凌辱に見えてしまいます…。

『バイク擬人化菌書』は実在するバイクを美少女に擬人化した漫画で、基本はスズキのバイクがメインですが、他メーカーのバイクの話もあります。
『オートバイ』のウェブにも掲載されているので、ご存知なければ是非ご確認下さい。
下記はSR400の話です。

www.autoby.jp

バイク擬人化菌書 1 (Motor Magazine Mook)

バイク擬人化菌書 1 (Motor Magazine Mook)

 

 どの話もバイクとオーナーのハートフルなストーリーとなっている優しい世界なので、凌辱モノを想像すると余計に映えるんですよね。
自分で絵が描けるならニッチな二次創作をしているところですよ。
バイク擬人化でりょなけっとに出てぇ。

 

作業待ち時間にフロントフォーク周りの清掃

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フォークブーツの内側ですが、水が溜まってサビちゃうみたいです。
たまに掃除したほうがいいとのこと、覚えました。

 

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小さいマイナスドライバーでシールを傷つけないように、軽くサビを除去。
グリスを塗りたくってもいいらしいです。

今回はたぶん↓のスプレーを吹いてくれていました。

 

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ブーツも綺麗にします。
前から汚いと思っていたのですが、塗れた布などで拭いてもなかなか落ちないので諦めてました。
今回取り外したので、流し台で中性洗剤をつけて硬いブラシでゴシゴシ洗いました。

 

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やはり汚れは頑固で骨が折れましたが、綺麗にできました。
あとでシリコンスプレーをかけたら黒々ツヤツヤになりました。快感。

 

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作業完了!
ステムベアリング交換がメインでしたが、元の状態が然程悪くなかったので、劇的な変化は感じられませんでした。
でも多少軽快になったり、極低速での直進でふらつかなくなったような気もします。プラシーボでもいいんです!

(追記:もうちょっと乗ったら、徐行でのふらつきのなさははっきり感じました。あと、締め具合かもしれませんが、ハンドルが切れるのが軽くなり、セルフステアが効きやすくなった感じがしました。)

それより、フロントフォークのブーツが黒々としたので見た目の印象が変わったな~という気持ちが大きいという。
黒が締まると印象が変わる!(結局自分でやった作業に気持ちが向く男)

スイングアームのシャフトの状態も確認してもらい、問題なく綺麗な状態だったので、そこもスッキリ。
あとはキャブの油面が高い疑惑と、レギュレータの出す電圧が高い2点が気になる箇所です。
レギュレータは代えを買ってあるので今度自分でやります。

キャブも自分でできればやってみますが、工具の問題でお店にお願いするかもしれません。

 

もう春はすぐそこなので、楽しく走れる状態で迎えたいところです!