サビの原因はタンク内の水
「タンクに少しサビが出てますよ」とバイク屋さんに言われ、「そんなに放置してないしガソリン満タンに近い状態で保管してるのに!」と思ったのですが、対策にはならないみたいです。
ざっくりと錆びる原因はこんな感じなこと言われました。
・水はタンク内の結露で侵入
・水はガソリンとは混ざらずにタンクの底に沈む
・タンクの構造上底に溜まった水は上手いこと排出されない
・タンクの底が錆びる
対策は水を出せばいい
タンクをサビさせないためにはどうすればよいかというと、原因を取り除くことです。進次郎並に当たり前のことですね。
市販の水抜き剤はガソリンと水を混ぜて、燃焼させて排出させるようになっているそう。
200円くらいで買えます。
しかし、今回はタンクを空っぽにして干すという原始的な方法でいきたいと思います。
ガソリンを抜いて天日干しにする
このために予め燃料を減らしておいたタンクとわざわざ買った5Lガソリン携行缶と灯油ポンプです。
携行缶は2000円ちょっとしたので、今思うと水抜き剤でよかったのではと思ってきました。その時は”熱”があったんです、止められない衝動が。
火気や静電気に細心の注意を払いガソリンを抜いていく。
近所の目もあるし手早く終わらせます。
2Lちょっとくらいかな~と思っていたタンク内のガソリンは3Lくらい入っていたので、余裕をみて5Lの携行缶を買ってよかったです。
灯油ポンプで吸い切れない僅かな残りは、燃料コックをPRIにして排出。
水が混じっていたら嫌なので携行缶には入れず廃棄しました。
携行缶は底が見えるので、抜いたガソリンに水が混ざっていないか確認したところなさそうでした。ガソリンも綺麗。
ガソリン中の水は、油の中と水と同じようにコロコロしてるということなので。
試しにガラスコップで混ぜて確認してみればよかったか、と今更思う。
振ってもひっくり返しても何も出てこなくなったので、あとは放置。
太陽に当ててタンクを温めると蒸発が早いです。
半日ちょっとで乾いてました。
ちなみにサビの具合は、見える範囲では薄っすら白く表面が変化してるところをがあるな程度でした。
最後はエアダスターでタンク中のホコリやゴミを飛ばします。
タンクをバイクに取り付け、携行缶からガソリンを戻し完了。
フューエルワンでサビ予防
エンジン内の汚れを飛ばすイメージしかなかったのですが、ワコーズ フューエルワンにはタンクのサビ抑制効果もあるということで、せっかくなので入れときました。
F-1を買いに行った2りんかんで「一緒に使うとより効果的!」と隣に置かれていたプレミアムパワーというやつもついでに購入。何かを試したい欲求を満たします。
エンジンのオイル上がりの症状でプラグがすぐにカーボンまみれになってるんですが(直せ)、フューエルワン入れてるとボロボログズグズと堆積した汚れが落とせるので定期的に常用していいかもな。
気になると気になって仕方ないタイプなので、とりあえず精神衛生を守れました。