SR400（３型）からSR500（２型）に乗り換えました（見た目ほぼ一緒ですが）
写真：SR500（手前）とSR400（奥）
免許取得から２年ちょっと乗ったSR400とお別れし、SR500に初乗換というイベントをしてきました。400の調子は良好だし名残惜しさがかなりあったのですが、500にちょっと乗ったら「あぁ～こりゃこっちだわ」と。スッパリ未練が断ち切れる良さがありました。
ネットなどのレビューでは「ちょっとしか変わらない」とか「全然別物だ！」など意見がいろいろあり、わざわざ乗り換える価値があるのか迷いがありましたが、個人的には全然違いました。
排ガス規制後のSR400と規制前のSR500という差があるので、100ccの排気量の違いの他に、そのへんがパワー感へ影響しているケースではありますが。
SR400では40～50キロ走行中の微妙な車間距離調整の加速とか合流の加速の際、もう一歩力が足りないという感覚だったのですが、SR500ではその速度でもドッと加速できる余力があります。60キロくらいで、SR400で走る40キロ時くらいトルク感があるなと感じます。400でギヤ落とさないとノッキングする速度域でも、500ならノッキングせず「ドバドバドバッ」と難なく加速していくイメージです。
あとはステップ位置がフォワードステップからバックステップに変わったのが体感上の大きな変化ですが、個人的にはバックステップの方がしっくりきました。体勢の自由度は減るんでしょうが、ちょうどニーグリップしやすい位置に膝が来るので良いです。あと、ほんの若干ですが重心が上に集まるので車体を倒しやすく、曲がりやすい気がします。
乗り心地には全然関係ありませんが、ヘッドライトに埋め込まれたスピードランプ（80キロを超えると赤く光る）が時代を感じさせてくれて良いです。
一番下にリンク張った動画の、1分50秒くらいのところでチラッと映ります。
予想以上に楽しい乗り物で、満足度高いです。
SR400乗ってる人はSRが好きなんだと思うので、一回は500に乗ってみた方が人生豊かになると思います。
追記：SRオーナーなら持っておきたい絶版プレミア本『ヤマハSRマスターブック』の知識が確実に手に入ることがわかった話です↓
追記（ 2017/01/15）
GM1を首から下げたり体に巻き付けたりして走行動画を撮りました。
(↓はてなフォトライフにアップしたのですが、スマホからは見れない？ PCだと見れる)
よくわからなかったので、YouTubeアカウント作りました。今日から僕もYouTuberだ。
冒頭はカメラを首から下げただけの状態。
場面変わってからは、カメラを首から下げた状態で、ストラップを荷紐でうまいこと胴体に固定して撮影しました。案外いけますね。（GoProほしい）
SR400の記憶が薄れつつある今ですが、SR500はエンジンをかけてハンドルを握った時に粗雑な感じがしたのを覚えています。
振動がダイレクトで「農耕機かよ」と思いながらも、乗り換え前に想像していた「500っぽさ」的なものを体験して嬉しい気持ちでした。
よくいわれるトルク感とかは、普通に大型には敵わないということをVFR800に乗って体感しました。シングル特有のトルク感はSR500には唯一無二的なものがあるので、楽しいですけどね。大きい排気量のバイクに乗ってから小さいのに乗ると「進まない！」ってなるのはなんでも一緒ですね。
一時期KSR110とSR400を同時所有していましたが、KSRに乗った後にSRに乗ると、「めっちゃ速ぇ！！」という感覚になれて楽しかった記憶が蘇りました。
代車のVFR800のせいで、フルカウルのSSとか、その他いろんなバイクに乗りたい欲求が止まりませんが、そういうのは乗り換え前提で選ぶのに対して、SRは売る気にならないバイクですね。「自分の」って感じです。
最新バイクはレンタルで楽しんで浮気心を治めようという方針を立てました。
VFR800はパワーがあって安心感もあって快適でよかったですが、やっぱりSRの楽しさはSRのもの。どんなバイクにもきっと唯一の楽しさがあるんでしょう。
僕にはSR500がちょうどいい感じなので、そういうバイクに乗れててよかったなと、虎舞竜のロード的な幸せを感じました。
せっかくアカウント作ったので、無駄に長い動画もリンク張っちゃいます。人の走行動画だと、風切り音とか気になっちゃいますが、自分の動画だと、眺めながら酒が飲めますね。
SR500に乗ったら自然とYouTuberにもなっちゃうし、やっぱり400とは違うぞ。
追記（2017/08/30）
SR400でもマフラー交換すれば同じような気持ちを味わるかもしれない…！
