バイク屋さんにお願いしようと思ったけど
エンジンをいじるのはやめとこうと、素人のわきまえで近場のSRメインのショップに電話したところ、多忙なのと1日預かりになってしまう(エンジン完全冷間時に調整する必要があるため)ということで、自分でやることに。
過去に違うバイク屋さんに「バルブクリアランスの調整くらいだったらネットで調べれば自分でできるよ」と言われたこともあり、「バイク屋さんは本当に危ない作業は素人に教えないはず!」という解釈を適用し踏み出したのです。
下準備のカムチェーン調整
前にもタペット音が気になった時に調整を試みたことがあったのですが、カムチェーンテンショナーの調整箇所が大きいナットの内側に入り込んでいて、レンチが入らない状態でした。
ネットで調べても同じような状態は出てこないので、調整の限界を超えているのか?と思っていたのですが、サービスマニュアルとかyoutubeの動画とかをよく見てたらロックナットというもので外せることがわかりました。
邪魔だったロックナットが外れた状態。こうなれば普通に調整可能。
調整が狂わないように注意しながらロックナットを締めた状態。
本題のバルブクリアランス調整
シートとタンクを外します。前日にガソリン満タンにしたばかりだったのでちょっと失敗した気持ちです。ガソリンの事故動画見てからガソリンを恐れているので。タンク外すとちょっとだけど漏れるんですよね。
クランクケースカバーを開け、ジェネレーターのクランクシャフトの位置合わせマークを合わせ上死点にセットなど、サービスマニュアルの手順で作業していきます。
クランクケースカバーのガスケットが一箇所切れてしまったので早めに交換します。
ヘッドサイドカバーのボルトが固着気味でナメないように慎重に外しました。
インレット側。
バルブアジャスタースクリューの接触面はこんな感じに打痕が。
目視では明らかな変形はないようでしたが、どうせやるなら新品にしたほうが気持ちいいですね。純正パーツを調べたらバルブ両側分で1023円(2020年8月現在)でした。
シックネスゲージが油まみれで手がベトベトだったので作業写真は撮ってませんが、インレット側0.09mm、エキゾースト側0.15mmに調整しました。
調整前は隙間ゼロっぽかったです…。
あとは最後まで慎重に元に戻して完了。
エンジンもちゃんと問題なさそうに動くし、カチカチというタペット音も消えていたので無事成功でしょう。
翌日、テスト走行という名の本番へ
「ずっと墓参りしてないな」と思い立ち、約250km程のツーリングをしてみました。
猛暑日のなか下道オンリーで途中渋滞にもハマったりしましたが、無事完走することができました。
たぶん中学生依頼に先祖の墓のあるお寺まで行ったので何か感慨深さとか感じるかなとか思ってたんですが、何も変わってなくて、1周して何も感じませんでした。
コロナで生きてる人間のところには帰省できない人に墓参りはオススメです。
目的を達成し、まだ時間があるので寄り道しながら帰りました。
もう夕方だったのに暑さでソフトクリームがみるみる溶けていくので食べかけの写真となっております。
久々に初めての道をツーリングをしましたが、やっぱり楽しいですね。
クソ暑くても体調に気をつけながらもっと楽しみたいなと思いました。
あと、高速道路を使わないほうが街の変化や景色を楽しめていいじゃん、という気持ちが高まっています。時間をいとわないのであれば下道オンリーでいこうかな。(←今ここ)