ベースの日だったので
11月11日はベースの日ということで楽器店とかのセール情報が目に入り、サブリミナル的に物欲を刺激される時期です。
ネックが反って捻れたジャズベースをずっと売ろうかどうしようか迷っていて、セール情報で見かけたバッカスの5弦ジャズベの赤がカッコ良かったので買い替えてみようかなとか思ってしまったりしていました。
まぁ買い替えたところで弾き手の実力は同じなんだよなという現実的な費用対効果の悪さに目を覚まし、とりあえず改めてジャズべを調整してみることにしました。
弦高を下げたら意外といい線に
以前に弦高はある程度高い方がいいと思い、ちょっとテンション高めになるように調整したのですが、その状態だとどうしてもネックは順反りしてしまうので、今回はネックの反りを直す目的で弦高を下げてみることに。
下げてもまだ順反りなのでトラスロッドをもうちょっと締めてみたら、半周くらいで回らないところまできてしまいました。
4弦側はストレートか逆反りくらいなのに、1弦側はまだ順反りで、しかもハイポジションでは音詰まりの状態。
ギリギリ音詰まりしない弦高に上げて、これ以上やることないなぁと諦めかけた時、ふと弦を変える選択肢に気づきました。
全部の弦が同じテンションの弦があった
ベース弦について調べてみると、アーニーボールの弦は他社と同じゲージでもテンション緩めらしい。
もうちょっと調べてみると、ダダリオから全ての弦が同じテンションのバランスドテンションセットが出ているではありませんか。
テンションの数値も公開されていてわかりやすい。
現状張ってある弦がEXL170なので、それのBTでは1弦のテンションは同じなので、もう一つ下のゲージのセットであるEXL220BTを張ってみることにしました。
完全ではないが反りと捻れは改善、音詰まりは解消
弦のテンションが下がったため、トラスロッドに余裕を持ってほぼストレートにすることができました。
ネックが反ってないと「めっちゃ弾きやすい!」と思うくらいには状態悪かったんだなとわかりました。
1弦側はまだ完全ではないですが、以前と比べたらかなりいい具合に改善しています。
今後時間が経ってもっと直ってくることを期待したいところです。
ハイポジションの音詰まりは完全に解消できました。使うかといえば使わないんですが、状態として良いので不満解消できました。
中古EXL170と新品EXL220BTを比較してみた
ゲージが細くなるのでどうだろうと思って張り替える前の弦と張り替えたあとで録音してみたところ、ダイレクト音ではやっぱり薄くなってしまうなぁという印象ですが、アンプシュミレータを通して調整すればほとんど同じような感じにはなったと思います。
動画にしてそのうちここに貼ります。
-----2023.11.19追記-----------
下手くそな試奏ですが少しでも参考になれば幸いです。
DIからの生の音と、Guitar Rigを通した音の2種類を比べてみました。
-----追記ここまで-----------
雑日記ソングを作った
一晩経ったら自分でも最後まで聴けない感じですが、ベースの日にメンテナンスしていい結果を得たソングです。
アンプシュミレータは通さずに生音にしてみました。
前に無料配布で入手したボコーダープラングインを使ってみました。(聴き手への配慮)
初めて買ったベースなので少なくともまともに上手くなるまでは使っていきたいと思います。(いい持ち主ヅラ)